フォト
2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

最近のコメント

無料ブログはココログ

« 新任ウェブ担当者のためのスマートフォン/アクセス解析イニシアチブセミナー | トップページ | Webアナリスト養成講座/GAの各種カスタマイズの利用法 »

2012年7月25日 (水)

酉の市の売り子として学んだこと

学生時代の話ですが・・・

自分は毎年、酉の市で熊手売り子のアルバイトをしていました。
そこから学んだ「商売の基本」は結構あるように思います。

※酉の市について詳しくはこちら
  http://torinoichi.jp/

 

特に印象に残っているのは、次の2つです。

************************************************************

【1】ほとんどの売上は贔屓客(リピーター)から生まれている
  →購入時に連絡先を書いてもらい、来年の酉の市の時期にご案内ハガキを送る。
    ハガキを持って来店すると特典がある。

【2】お客さんは「その商品を買う理由」を求めている
  →納得した上で買いたいと思っている。それを提示してあげることが重要。

************************************************************

 

【1】はまさにビジネスの基本ですが、酉の市でも全く同様でした。

はっきりいって一見さんはほとんど買ってくれません。

酉の市を雰囲気を楽しんでるお客さんか、
他所のを見た上で「やっぱりこの店だよね」と納得したい客です。

 「大物を買ってくれる太い客をいかに維持していくか」

 「少しずつ大物を買ってくれるように育てていくか」

といったことが、とても重要です。

※ちなみに熊手は「毎年ワンサイズずつ大きなものにしていく」という風習があります。

 

【2】も重要なことですが、割とやってない人が多かったりします。

他店と迷っている時に

  「ほら、うちは昔からやってるでしょ?
    その分ベテランの職人さんが精魂込めてつくってるから
    見る人がみると違うんですよ」

だとか

  「ほら、うちのはお人魚さんのお顔がおだやかでしょ?
    これがなかなか出せないのよ」

といった「言われると確かに」と
その気になってしまうような売り文句や

サイズ(熊手は大きさで価格が違う)で迷っているときには

  「縁起物ですからねぇ」

と縁起物という免罪符やお客さんの見栄を刺激しつつ
ワンサイズ大きいものを選ぶ理由をつけてあげたりとか。

 

もちろん、そこでお客さまが「でも、今年は景気がねえ・・・」などと
難色を示したら、スッと引いて、

  「じゃあ、このミニ熊手をおまけでつけときますので、
   来年景気が良くなったら、お願いしますね!」

などと、あくまで深追いはせず、
先方にとって気持ちの良いクロージングを心がけます。

 

そして、「うまく値切って得した」と感じてもらえるような値引きの演出も
最後のスパイスとして重要でした。

もちろん、ある程度自分の店の商品に心傾いている状態を見越して、ですが、
適切な背中押しはお店にとってもお客さまにとっても
幸せな買い物体験を創り出します。

 

そう、酉の市はみんな「熊手を買うこと」を楽しんでいて、
結局は「気持よく買い物がしたい」のだと思います。

買うこと自体は決めていて、あとは「気持よく」「納得して」買いたい。
そして「ここで買ってよかった」と思えば、次の年もその店で買う。

それを「売らんかな」の邪な心で阻害しなければ、
自然と売れるし、買ったお客さまもハッピーなのです。

今思えば、これが最も大きな学びであり、
Webのマーケティングでも全く変わらないことなのですが、
つい怠ってしまいがちな今日この頃です。

 

« 新任ウェブ担当者のためのスマートフォン/アクセス解析イニシアチブセミナー | トップページ | Webアナリスト養成講座/GAの各種カスタマイズの利用法 »

気づきメモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1531819/46438209

この記事へのトラックバック一覧です: 酉の市の売り子として学んだこと:

« 新任ウェブ担当者のためのスマートフォン/アクセス解析イニシアチブセミナー | トップページ | Webアナリスト養成講座/GAの各種カスタマイズの利用法 »